〔1人暮らし料理〕和の定番・ひじき煮をつくろう
ミネラルの宝庫を食卓に
今回は良く作るひじきの煮物について書きます。一袋100円以下で買える乾燥ひじきを使って作るのですが、安くて美味しくて栄養もあるので便利。今回はミックスビーンズ、人参を使っただけのひじき煮ですが具を変えるだけで味わいも色々変わり楽しいです!
私が使うのはコスパ高い材料のみ。ひじきと煮合わせるおすすめ具材は大豆、干し椎茸、ミックスビーンズ、さつまいも、油揚げ、人参、枝豆、ちくわ、ささかま、厚揚げ、さつま揚げ、合いびき肉など。
合いびき肉の場合はちょっと濃いめに味付けてそのまま混ぜご飯にすると美味しいひじきご飯になります。このようにひじき煮はレパートリーが多い副菜なんですねw
ひじきの栄養
ひじきは海藻の仲間ですが、優れた栄養成分を持っています。中でもカルシウム、食物繊維が多いです。カルシウムは骨を強くする働きがあり、食物繊維は便通を良くするので大腸を掃除するほか美肌になる助けになります。また、腹持ちが良くなるのでダイエット中に積極的に摂りたいですね。
またマグネシウムが多く、血液を正常に循環させるという重要な役目を果たします。ひじきに含まれる鉄分は赤血球中でヘモグロビンとして吸収され、血中に酸素を取り込み身体の元気の素をつくるのです。貧血気味の人に嬉しい食材です。
ひじきの調理
ひじきを調理する際は、水にもどす必要があります。乾燥されているひじきを使う場合、小さくまとまってるので全部戻したくなりますが、一袋全部戻してしまうと大量になってしまいます。ちなみに、ひじきは8~10倍増えるとされています。
私の場合、作り置きおかずとして作るので1週間分位作ります。1人暮らしで20グラム程。8倍増えるとすると、160gほどになります。1食分は3g、大さじ1程度でしょうか。
ひじきは水に戻す前に、ざっと水洗いして汚れをとると更に良いです。水はひじきがかぶるくらい加え、20分~30分放置します。このあと、水切りネット(台所排水溝に使う目が細いもの)を使い、ひじきの水を切ります。こうすると掃除がラクになります!
ひじきの煮物レシピ
早速、ひじきの煮物をつくります。めちゃくちゃカンタンです。
〔材料〕作りやすい分量
乾ひじき 半袋
人参 1本分 拍子木切り
ミックスビーンズ(または枝豆) 適量
※あれば、油揚げやさつま揚げ 一口大
☆出し汁 400㎖
☆素焚糖 小さじ2
☆米麹みりん 大さじ2
☆醤油 大さじ1
☆白だし 大さじ1
☆調味酒 大さじ2
ごま油 少々
〔作り方〕
1.ひじきは15分~30分ほど水で戻す。その後、水切りする。
2.ごま油で材料を炒め、☆を加えて落し蓋をする。
3.汁気がなくなるまで煮る。
※ひじきは水切りネットで水切りすると洗い物が楽になります。(*^-^*)
☆追記☆
あらためて、この分量で作ってもおいしく出来ました。出し汁をとるのが面倒な時はこちらの分量で煮てもおいしくできます。
水200ml
白だし 大さじ3/4
米麹みりん 大さじ1
調味酒 大さじ1
素焚糖 小さじ2
醤油 小さじ1
ひじきを使う際のコツ
ひじきは油で炒めることで風味が良くなります。以前、麺つゆにガッと材料を入れて煮たことがありますが、生臭みが出たことがありました。また、ひじきだけでなく一緒に使った人参は油で炒める事でビタミンAに含まれるB-カロテンの吸収率が良くなります。こちらは美肌作りや免疫力向上に役立ちます。
ひじきは肉や大豆類、練りものなどのタンパク質と一緒に摂った方が栄養成分の吸収率が高くなることが知られています。煮物を作る時は意識して材料を揃えるといいでしょう。
更に、ひじきに含まれる鉄分はビタミンCと一緒に摂ると良いです。ひじきの煮物をおかずに出す時は共にビタミンCの多い食材を組み合わせると良いです。ビタミンCの多いものは青汁、ケール、レモン、小松菜、いちご、赤ピーマン、ブロッコリーなどです。
常備菜として!
煮物は煮沸消毒した保存容器に入れれば1週間程は持ちます。(ひき肉を使った場合は2~3日)ちょっと時間のある時に作り置きしておけば、お弁当のおかずやちょっとした箸休めの副菜になるので便利ですね。これからもひじきを利用して煮物以外にも活用していきたいと思います!
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